個人売主から土地を購入する時に気を付けないといけないのが境界杭の有無、地中瑕疵担保保証、土壌汚染あたりでしょうか。売主が我々の様な不動産屋さんなら何れも保証しないとイケマセンので安心ですが、個人の場合は特約で全て外す事が可能です。安いからって飛びつくと火傷しまっせぇ～。
これは現在弊社で販売中の北区中里の物件ですが、鬼の様にガラ（以前の住宅の基礎やその他不用品）が出て来ましたので参考までに。
布基礎解体中。
旧建物で基礎に利用していたと思われる大谷石群と手前には住宅の設備、配管等、埋めちゃえばゴミ処理代が浮くので魔封波したのかと。
ユンボの運転手さんも腕組みしてあきれ顔ｗ 風呂釜まででちゃったよぉ～。
明らかに間違えて埋めたのではなく、故意に埋めたのは明らかですがそんなウン十年前の事まではわかりゃしません。不発弾や人骨、汚染物質が出なくて良かった良かったのですが、コレ、誰が費用負担してくれるんだい？？
一般的に個人売主から土地を購入する場合、地中埋設物の瑕疵担保保証は付かない事が多いです。付けても3カ月とか半年とか、そんな直ぐに着工出来るなら良いのですがプランを練ったりすると平気で6ヵ月先の着工時期とかあり得ます。
そうなると泣き寝入りの可能性もありますので保証を1年にするとか早めに調査するなど検討が必要です。ただ売主はなるべく保証はしたくないのであまりうるさい事を言うとあなたには売りません、となるのでその辺は上手く仲介業者と相談して下さい。
因みに量によりますが今回はこの画像で約３０万円別途処理代が掛かりました。まぁ、そんなもんか、となる量で良かったのですがもっとエグイ量が出る事もあるので注意はしておきましょう。怖い話ですが地下室が出てきた事例もあるんですよ～、そうなるとウン百万単位の金が掛かります(+o+)
ガラについては以前のブログでも書いてますのでご確認下さいませ。