昨今の建売住宅外観を見比べて頂くと、その殆どがサイディングボードを使っているかと思います。理由は職人さんの腕(施工レベル)の差がモルタル塗りに比べて出にくく施工が簡単なのと、ヘアクラックが出ない、汚れ辛いので後々のメンテナンスが楽、商品によっては費用が安い、などです。

ただ、残念なのが既存建売を見渡すとどれもそんなに格好良くないんですよね。その理由としては、建売屋さんは選べるラインナップをこれですよ~って絞っており、別モノを頼むとオプションになって差額が発生しちゃうからなのです。

その差額が数十万~数百万になるので、ただでさえ土地が高いし初期費用を抑えたいのでその時に躊躇してしまう人が多いんですよ。しかーし!個人的にそこをケチってはダメゼッタイです。なぜ外観は拘ってお金を掛けるべきか、その主な理由を下記に➀➁③と書いたのでご確認くださいませ。

①格好良い外観は入居後の満足度が高く、愛着が長続きする。

②売却するときにも気に入って貰いやすく、高く売れる可能性あり。

③商品によっては長期メンテナンス費用で元が取れるので結果的に安い。

などです。ただ、どれを選んで良いのか、殆どの方が家を買うのが初めてなので分からないと思いますので、年間数十棟の外壁を選んでいる私の意見はかなり参考になると思うので是非是非、聞いてみて下さいなぁ~。

まず初めに、選ぶのはニチハ、ケイミューの2社からになることが殆どです。他にも会社は有りますが、恐らく8割ぐらいはこの2社からになるでしょう。価格、ラインナップなど圧倒的に優位ですので問題なしだと思います。

各社それぞれ良い表情の商品や、長期メンテナンスフリーなど拘っているのでホームページで電子カタログを見漁ってるだけでも楽しいです。さて、前置き長くなりましたので早速行ってみましょうかね。

建売屋のサイディング標準ラインナップで迷ったらコレを選べ!まずは14ミリサイディング部門からケイミューより

エクセレージ親水14 レベレント です。よく見掛けると思いますが、それだけ選んでも間違いが無いって事ですね。コスパ最強だと思ってます。

そして同じくエクセレージ親水14 スマッシュライン です。これも良く見かけますがお値段以上だと思います。14.15.16ミリとラインナップがあり、厚く成ればなるほど立体感が増していきます。

セラディール・親水14 ボーダーラップ です。横ボーダーが好きな人にはありがたいアイテムですね。

弊社ではこれの上位互換であるセラディール・親水パワーコート18ミリ厚のシェードラップを良く使ってます。流石に18ミリ厚になると立体感が結構強くでますので、日中お日様が当たる頃はイイ感じで影が出来て高級感も感じられます。是非、見える正面だけでも18ミリ厚を使うと良いでしょう。

下から目線でもよろい張りの様に凹凸が感じられるのです。実際の弊社施工現場をご覧くださいませ。

間口が広い現場は良く似合う
陽当たりで立体感がでる

弊社がメインで使うのが東レのラップサイディングですが、これがめちゃくちゃ高いんです。また、ぶつけたりしてチップもし易いのでなるべく玄関廻りなどは避ける様にしています。

木目調のラップサイディングでインパクトを与えることもできます。縦窓、横窓どちらもあるので大変参考になる現場ですね。横窓のメリットは物が置けるので写真縦とかフィギアとか並べられるので、収納力も多少UP。縦窓はスタイリッシュに感じますよね。敢えて横ボーダーに縦窓を弊社では多く取り入れます。

次回はサイディングその2を行きますね~、勉強なりますなぁ、お楽しみにぃ。

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