ル・サンク小石川後楽園   朝日デジタルの記事を転記しました。ご一読下さいませ。SnapCrab_NoName_2015-11-15_17-26-13_No-00

東京都文京区小 石川2丁目に建設中の分譲マンション(地上8階・地下2階、総戸数107戸)について、都建築審査会が避難設備の不備を理由に建築確認を取り消す裁決をし た。建築主が不備を改めて建築確認を受け直す場合、区が新たに高さ制限を設けたため、2階分の減築を迫られる可能性がある。建物はほぼ完成し販売も終了し ている。

建築主は、NIPPO(東京都中央区)と神鋼不動産(神戸市)。民間の指定検査会社、都市居住評価センター(東京都港区)から2012年7月に建築確認を受け、さらに14年3月に変更した計画について改めて確認を受けた。これに対して、周辺住民9人が街の景観に合わないことや安全基準を満たしてない恐れがあるとして、建築確認の取り消しを求めて審査を請求していた。

裁決書の送付は12日付。法令上、マンションでは火災や災害時に屋外に出られる避難階を設ける必要があり、審査では1階の大型駐車場が避難階と認 められるかが争われた。建築審査会は、駐車場と地上との高低差が2・5メートルもあり、直接の通路が車用のスロープしかないことなどから、「避難時に有効 に機能するとは認められない」と指摘。避難階段などの設置を求めた都建築安全条例違反と判断した。


上層階を購入済の方はとんだ災難ですね。建築基準法を遵守しているのであれば文句言うのオカシイんですけど、ザックリ揚げ足取られちゃった格好だ。業者も脇が甘いと言えばそれまでだが・・・。

上から2階をカットするしかないのかしら?そしたら買主には損害賠償請求権は発生するかな、ん~どうだろう。契約書見ないと分からないけど白紙解約出来る様に契約を巻いてるハズだ。他人ごとですが自分の会社だったらと思うと・・・ぞっとします。

近隣住民の方々はさぞかし酒が美味い事であろう、おめでとうございます。

設計屋の責任も大きいけど民間の指定検査会社、都市居住評価センターもマズイわな。これが官の検査だったら判決に影響が及んでいた可能性もあるのでしょうかねぇ~。別に変わらないかぁ。

因みに建築確認申請業務は1998年の建築基準法改正により民間に開放され、これまで特定行政庁 のみで行われていたが現在は民と官の2種類を選択することが出来ます。当然?民間指定検査会社の方が仕事が早いですしなにより同じ基準のハズなのに官ではOUTだけど民だとOKな事があるようです。

建売住宅でもほとんどが民間を利用しており官のケースはあまり見受けません。どっちが良い悪いは無いと思いますがもし官で確認を下していたら色んな力が作用して今回違う判決内容だったのかもな~と、ふと思ってしまっただけです、はい、妄想です。

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本日もお読み頂き感謝です。それではまた。

widedrone

 

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