ツー、ぽちょん、ぽちょん、ぽたぽた、じわ~、雨漏りといっても色々な漏れ方がありますねっ。僕の雨漏りイメージはドリフターズのコントなのですが、いやいや、実際に漏ったら雨が怖くて仕方なくなりますよね。 https://www.youtube.com/watch?v=57LyaTFLvOAsnapcrab_noname_2016-10-15_21-42-35_no-00雨漏り?ウチとは無縁でしょ、と思ってます?実は新築戸建でも雨漏りってあるんですよ~。あってはならない事ですが残念ながら起こります。でも売主や工務店の10年保証が付いてますので直しては貰えますが、新築当初からそんなだと夢のマイホーム、ガッカリですよね。

雨漏りの原因はと防水シートが破れていたりシートの繋ぎが甘かったりなどが主だったとこですね。あ、ちょっと分かり易くするために画像を見てみましょう。snapcrab_noname_2016-10-15_21-38-38_no-00旭デュポンンさんHPより

これです、これ。一番良く見るのがタイベックではないかと思いますがこの防水シートで建物全体を覆います。こいつがまた優れものでして水は弾くのに室内の湿気は外に逃がしてくれるんですよ~。あ、私、発売元の旭・デュポンさんの宣伝部長では御座いませんので悪しからず。snapcrab_noname_2016-10-15_21-36-20_no-00snapcrab_noname_2016-10-15_21-33-44_no-00

雨漏りの厄介なところは原因がハッキリしない場合があったりします。病気であればその病巣を取り除けば治りますが雨漏りはソコを塞いでもどこか別ルートから内部を伝ってきて違う場所でぽたぽた、なんて事があります。それ故に100万円で直りますよ、とか言えないんですね。

また近年では想定外の豪雨などが起きているのは周知のとおり。雨の降り方もえげつなくなって来てまして風が下から舞って吹き込んでくる雨漏りも見受けられます。じゃぁ一体どうすりゃいいんだい、鉄筋コンクリート(以下、RC住宅)で建てれば安心かいや?否。

雨漏りは木造だけでなく鉄筋コンクリートでもあり得ます。昔勤めていた会社で新築のRC住宅で雨漏りがありました。しかも自分が担当したお客様だったのでそれはもう心が苦しかったです。でも、私は職人ではないので何もしてあげられません。ただただ、会社が責任を持ってしっかりと対応するのを見守る事だけ、ああいう思いはもう二度としたくないですね。

さて、先日既存雨漏りがある戸建住宅の売買に携わる事がありましたのでご報告です。こちらは包み隠さず雨漏りしてますけどそれで良ければ現状のままお譲りしますよ?と言う売り方でした。先方の仲介業者さんにも当然事実を事前に告げていましたのでこちらは胸を張って雨漏りのご説明を差し上げました。

西片さん:えーっと、こちらが噂の雨漏りしている天井です!しっかりとご覧ください!

買主さん:え?えええ?雨漏りしてんの? 聞いてないんだけど・・・。

西片さん:ん?・・・・。5秒固まる・・・。いやいや、これは隠せる事ではないですから事前に仲介業者さんにお伝えしてますよ?ねぇ、そうですよね?仲介さん?

仲介さん:えぇ、勿論です。買主さんには事前にご説明していますよ。買主さん、ほら、あの時のメールで雨漏りありますよってお伝えしてるやないですか?

買主さん:いやぁー、参ったなぁ、僕はそれ聞いてないですよ、これじゃ今日の今日に契約は出来ないですよ~。チャンチャン。

と言う事で契約がなくなってしましました。売主さんがとても良い方なのでお許し頂けましたが、普通はお時間を取って頂いたりしていたので怒りますよね。僕も内心は腹の中が煮えてましたが人間誰しも間違いは起こすものです。ワザとやっていないのは明白ですのでそれ以上言いませんでしたが、売主さんにはホント申し訳なかったです。

と、契約予定日にだってなにが起こるか分からない不動産取引。不謹慎ですが面白いですよね、売主さんと一緒に笑い飛ばしました!さ、挽回しないとイケマセンよ、頑張れタミナト!

と言う事で本日は若干の雨漏り知識に触れながら不動産てなんてハプニングだらけなんだろう、と言う話でした。本日もお読み頂き感謝です。明日は「ケチって死んだらお仕舞よ」を書いてみます。ほら、先日残念ながら賃借人に刺されてお亡くなりになられた不動産オーナーさんがいらっしゃったので、その辺を触れてみようと思います。ではまた。

田港 晋

 

 

 

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