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次に降り立ったのはダッカ西郊外の町シャバールにあるバングラデシュ独立記念碑のある公園だ。なんでもバングラデシュに来た海外のVIPが先ずここへ来ると言う場所らしいス。入口から既に人・人の渦でアメ横×50倍位の人でごった返している。毎度驚くが本当にこの国には人が溢れているなぁ。
外国人だから珍獣扱いされランランとした瞳で凝視されるのには大分なれたつもりでいたのだが、ここの熱視線はまた特別なものがありました。アラム曰く「外国の有名人と思われているのでは?」との事。たしかに右見ても左みても写メでバシャバシャ無断撮影されています。おいおい、俺はただの旅人だぜぇ?しかも34のオッサンだ。止めとくれ!唯一の救いはこの国のネットインフラが先進国の様に整ってない事ですね、そうであれば勝手にアップされて相当恥ずかしい思いをしたのでは?とゾッとしました。
「チャイニーズスター、独立記念碑公園に表る」みたいなタイトル?あ、こちらではアジア人でも日本人は特に珍しい様で先ず声を掛けられてもチャイニーズ?である。んでコーリア、タイ、地理的距離も関係するのでしょうがそう言われて気分が悪くなるのは何故でしょうか?自分の中にある偏見かしら。「僕達は世界を見渡しても類稀なる民度を誇る日本人である」そんな思いがそう思わせるに至っているのだと自己解析した。
前回訪れた公園でもそうであったが日本人4人で歩いているにも関わらずみんな僕をやたらと見て来ます。「やっぱり俺って背も高いしカッコイイからかな?」と思って鼻をふくらましていたのですがどうやら違う事が判明しました。それはとある子供が僕のジーンズを指さして何か言ってた事で分かったのですが彼らには僕のファッションがどうもおかしいらしいのです。どうしてかわかりますか?
dame-ji.JPGボロボロォ~
どうやらこのダメージジーンズが珍しみたいです。彼等からすると外国人はお金持ちのイメージがあるのに何故にこのガイジンはボロボロのジーンズを履いているのだろう?という好奇の目だと思います。唯でさえ珍しいのも相まってオトナからコドモまでが僕のジーンズを熱視線で穴が開くほど凝視してきます。まぁ、既に穴はあちこち開いてるんですけどねwよっ、師匠、上手いッス!
次に訪れたのが国会議事堂(ジャティヨ・ションショッド)です。バングラで観た建物の中では一番ワイドに大きいもので距離はありますがお見事な造りになってます。なんでも設計は20世紀を代表するアメリカ人建築家のルイス・カーン氏が担当したらしい。
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良く見ると牛が野放しで歩いてます。何故かしら?
国会議事堂の向かいにある公園の一部が元大統領(ジアウル・ラフマン)の廟になっており市民の憩いの場となっている。やはりというかここにも人が溢れている。皆一様に若く見え老人の姿はそれ程見られない。日本とは違いこれからの国は活力が違いますね。
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この橋を渡ると廟であります。
ainori.JPGあいのり2でやまじが告白した橋です。
P9290159.JPG人が五万といます。
この公園には売春婦も居ると怒りながらアラムが言ってました。イスラム教の国でもそういうのはあるんですね~、別の町には政府公認の売春宿があるみたいですが未成年が働いていると国際的に問題にもなってます。ステロイドみたいな牛に飲ませるホルモン剤をみんな飲んでオトナの体を手に入れている様ですが中毒が酷くてボロボロになるまで止められないらしい。そんな事しなくてもちゃんと学校に行って働いて豊かな生活が送れる様に何かこの国の役に立ちたい、そう思いましたが根が深い問題で一筋縄ではいきません。
次回は遂にと言うかビジネス編を書きたいと思います。
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