鏡に映っていたのは紛れもなく自分でしたが、まさに爆発後のいかりや長介。
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そりゃーこの面だったら2度見するわなw あー恥ずかしい、さっさと行こっと。
気が付くと自宅を出てから早12時間が経過しました、流石に疲れがピークに達しようとしているぜ。特に辛かったのがタイトルにある肩こり、しかも左側の肩だけがガチガチにこり、あまりの痛さに左後方確認が出来ない程になってました。途中休憩して肩を揉みほぐし、また走るの繰り返し、まさか考えもしなかった事で時間を取られるようになっちまった。
時刻は夕方17時、排気ガスの臭いにまぎれて潮の香りが鼻をついた、場所は宮城県東松山市、あの松島近辺です。その日の内に着くものだとばかり思っていたがどうやら無理そうだね。とは言っても宿の予約なんて何もしてないし…スゲー不安。今ならスマートフォンがあるので宿探しは苦でもないが、当時僕の所持品で一番デジタルなのはポケベルでしたw携帯電話?その1年後、高校三年生の夏に普及したのを良く覚えてる。
宿探しをするには公衆電話からタウンページを見て電話予約か、走行中に宿を見つけてアポなし訪問しかない。そんな時にいつ頃からか忘れたが、ズット同じ方向に進んでたアメリカンバイクの中年男の存在に気がついた。今なら敢えて声を掛けたりはしないでしょうが、アナログ時代だったので出来た事かも知れません。
信号待ちの時、勇気リンリンで自分から声を掛けてみた。「あ、あのぉ、こんにちは、さっきからずっと同じ方向ですね、どちらに行かれるんですか?」その時、中年男の行先を聞いたのだが、今となっては記憶が定かではない。会話の流れで今夜泊るところの予約をしていない旨を伝えると中年は快くこう言った。僕が今夜泊るところに聞いてあげようか?
心細かった僕は一言返事でお願いをし、彼のあとを着いていく事にしました。たしか僕の記憶では公共の宿だったような気がします、かんぽ?ユース?通常だと予約なしでは泊れないとか言ってました。程なくして宿泊施設に到着、ヘルメットを外しお互い初顔あわせでこんにちは。ワイルドに髭を蓄えた気の良さそうなおっちゃんでした。「今夜宿泊出来るかどうか聞いてくるから待ってな」そう言い残しておっちゃんは宿の中へ消えて行きました。5分位経った頃かなぁ、おっちゃんはまだ戻って来てないですが、僕はヘルメットを被りエンジンを掛け慌ててその場から逃げ出してしまいました。理由は…。
肩がこったので③へ続く…。
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