2013年6月の都議会選は自公の圧勝、民主の惨敗という結果となりました。やはり安倍政権に代わった事により張子の虎かも知れませんが株価は上がり円安方向で安定している事が大きく起因しているでしょう。
さて、その安倍政権下で3本の矢と呼ばれる政策「アベノミクス」と言えば~
大胆な金融政策
機動的な財政政策
民間投資を喚起する成長戦略
ですが現在の住宅市場にも5本の矢があるのはご存じでしたか?
住宅を買うなら今でしょ?と背中を押してくれる5本の矢、それではご説明しましょう。
①長期金利上昇…アべノミクスへでのデフレ脱却、経済回復期待と同時にその副産物とも言える長期金利の更なる上昇が確実となってきました。
とは言え今現在でも史上最低金利水準である事は間違いありませんので住宅ローンを組むなら早い方が良いと言う考え方です。
因みに最近はこの影響でフラット35がパンク状態、
いつもならローン審査が間に合うはずなのに遅れがバンバン出てまして購入者様にはご迷惑をお掛けしております。
②土地価格の上昇…日経新聞より抜粋※国土交通省が29日発表した4月時点の地価動向報告によると、全国150地区の53%に当たる80地区が3カ月前に比べて上昇した。
上昇は1月時点から29地区増え、現行調査が始まった2008年10月以降、初めて半数を超えた。大都市圏の商業地の上昇が目立ったほか、住宅地も堅調だった。
目に見える形で地価の下落が止まり上昇傾向にあります。
これもやはりアベノミクスの経済効果によるものです。
③消費税増税…現在5%の税率が2014年4月には8%、
2015年10月には10%へと段階的に引き上げられていく予定です。
土地には税金は掛かりませんが建物には掛かります。
仮に2,000万円の家でも税額は60万円アップ!
尚、請負契約は今年の9月末日までに行えば引渡しが4月をまたいでも増税されませんので
駆け込み需要が起きています。
④円安による輸入材価格上昇…最近は小麦粉が25%の値上げだと騒がれていますが
住宅における部材もほとんどが輸入品なので当然ながらその影響をモロに受けます。
お客さんに明確な説明がなされているか疑問ですが僕の行きつけのラーメン店は50円の値上げをしました。
企業努力だけで吸収出来る価格ではありませんので仕方のない事。
工務店によってはまだ在庫が残っているので今がチャンスなんです。
⑤サッシの値上げ…ご存知の方も多いでしょうが住宅に使われているサッシ窓が2倍~に値上がりします!
2010年に発覚した国土交通大臣認定違反問題は…知らないですよねぇ。
こんな事がありました。↓↓
※国交省の調査で、サッシメーカー「YKK AP」「新日軽」「不二サッシ」の3社の住宅用防火サッシが、国の防火基準を満たしていないことがわかった。
すでに「トステム」と「三協立山アルミ」でも同じ問題が判明している。
問題のサッシ窓は、室内側は樹脂、外側はアルミを使ったもので、
社団法人「カーテンウォール・防火開口部協会」が5社の委託を受け、
国の認定基準に適合しているかどうかを審査することになっている。
しかし、協会は商品の性能試験などを行わず、
書面審査のみで、大臣認定の証明書をメーカー側に出していた。
これに伴い防火サッシは各社ごとの個別認定になりました。
しかし今年の9月あたりまでは現在の建築基準でいけるようなので
やはり家を買うなら今年中なんです!
しかも工務店によってはもうサッシの在庫が無いところも出てきています。
可能であれば早めに終の棲家を見つけましょう♪ 
思いっきり営業トークになりましたが事実は事実です、
斜に構えないで現実を見つめて下さい。
長文お読み頂きありがとうございました。
田港 晋

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