街の不動産屋ってなかなか潰れませんよね?ご夫婦2人で細々と経営している駅前の古びた不動産屋を良く目にします。昔からそこにあり、今も変わらずあるでしょ、どうやって生き延びているのだと思いますか?

さおだけ屋じゃありませんが「なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか」と言う書にも書いてありましたが今で言う情報商売だから、人件費しか掛からないので潰れないとのこと。先日私が書いた話も同じでしたね。

本によると近所の人がお茶をしに来て世間話をするのも仕事なんだとか。世間話の中に誰が家を売りたがっているとか、誰が死にそうで相続税が大変だから売却するとか、そんな情報を基に商売をしているのです。

それともう一つの柱は賃貸物件の管理収入でしょう。

賃貸物件のオーナーは近所の方も居れば遠方の方もいます。入居者さんは細かい話ですがガス給湯器が壊れた、トイレの水流が弱い、隣りの住人が朝までウルサイ、鍵を無くして部屋に入れない等々数え上げたらキリがないぐらいの問い合わせがあります。

それを代行するのが町の不動産屋です。別途手数料を頂戴して家賃の口座管理から物件のメンテナンス作業をします。家賃の滞納があれば督促しますし物件の管理で言えば集合ポストのチラシを捨てたり共用部分の清掃、放置自転車の撤去などなど。

また入居者の中には変な方もいるのでオーナーご自身で管理されるのも構いませんがトラブルで殺されちゃったりする事もあります。間に不動産業社が入っていれば緩衝材となり上手く解決するので任せる方が多いのはその辺の理由もあります。

一件辺りは大した額ではなくても何百と集まればそれだけで食べていける様になります。故に町の不動産屋は潰れないという事の様です。まぁ昔はそうだったのでしょうがココ最近は事情が変わってきていてインターネットを使えないと食べていけなくなってきました。

それでも年配の方でインターネットが苦手な方はやっぱり町の不動産屋に仕事を依頼します。僕はそれでイイと思うんですよね。地域のコミュニティみたいな場所でありたいとも思いますし極力ご年配の方とお話する様にしています。ネットじゃ得られない地域情報をお持ちですし、このエリアが昔こうだったのよ~とか聞けるので大変有り難くも思います。

そんなこんなでどんなにインターネットが便利で時代の寵児であっても根本は人と人、フェイストゥーフェイスなんですね。人とのつながりを一番大切に考えて行きたいです。人は独りじゃ生きていけませんから。

さて、もう一仕事していきますかぁ、それでは本日もお読み頂き感謝です。

 

 

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