バカゼミ
バカゼミ

私がミーハーなせいでしょうか、本を購入する時は誰かの勧めがあって買う事が殆どです。 それはテレビに出ている著名な方であったりメルマガを発行している方であったりと様々、  ですがこの買い方が間違いないんですよね。

今日読んだのが「自分の壁」を越える授業 生田幸士著です。ザックリ言うと常識に囚われないで「これは良いんだ、絶対人の役に立つ喜ばれるものだ」と自分で信じて疑わないのであれば周りの意見など気にすることなく突き進め!バカになれ!と言う感じです。

なんだか凄く勇気付けられました!私の意見はどちらかと言うと全否定を食らう事が多いんですよね(笑) 例えば社内で建売住宅のプランや外観などを打ち合わせていてもマニアック過ぎたりして余計な費用が掛かってしまう等の理由で却下が多い・・・。

結局は万人受けプランを採用するのですがそれは当然と頭で分かっているので折れます。お遊びの範疇ならイイのですが売れ残ったりしたら会社経営に影響を及ぼします。残念?な事に弊社の建売住宅は今まで売れ残った事が一度も無いので敢えてリスクを冒す理由が見付からないですよね。

ウチが建売住宅をお願いしている工務店社長も以前言ってましたが自分の理想とするプランを練りに練り、最新設備を導入した住宅を建てた事があったがそれはあくまで「自己満足でしかなかった、経費が掛かり過ぎて利益が殆ど出ない商品となってしまった」と。

すっごく分かるぅ!通常よりプラス15万円かけて最新の3口ワイドIHクッキングヒーターを導入した事があったのですがお客さんの反応なし(汗)うおぉ~い!喜んで下さいよぉ、これメッチャ良い商品で調理し易いんですけどー!お客様の一言「ガスの方が良かったわ」 ち~ん・・・・。

建売住宅がどれも似た様になるのはどんな家族が購入しても使い易い間取りでなきゃダメだし好みが分かれない無難な色の外観となる訳です。しかし従来のこう言った流れもコレからは少しづつ変わって来るのではないかと予想しています。

役員に言うと即却下されそうなのですがコレからやってみたいのがディンクス向けの戸建。 通常は3LDKを何がなんでも確保しないといけないので一階に狭い1部屋、二階リビング、三階に狭い2部屋をつくります。そうじゃないと商品にならないんですよねぇ。

僕的には3階リビングダイニング、2階は水回りと主寝室、1階を趣味の部屋兼客間としたいかな。お若い二人なので足腰は丈夫なので通常は気持ちの良い3階リビングで過ごす。天窓なんか付けて星を眺めたり出来たら素敵だよなぁ~。んで2階に10帖以上の寝室を作りキングサイズの別途をど~ん、みたいな。生活感ゼロでしょ?

でもこれは簡単な様でなかなか下せない判断なんですよ。圧倒的に商圏が狭くなり敢えて客層を絞り込む必要がどこにあるのか?となりますわなぁ。であれば建築条件付売地にしておいてお客さんが自由にプランを選ぶ、これが一番安全であり賢明な選択なのであります。

あ~馬鹿になって面白い家をイッパイ建てたいなぁ~。誰か僕に不動産バカになる勇気を!

お読み頂き感謝です。

面白い本なので一日で読んじゃいました。興味をそそる絵を一つ。タマゴ落とし大会世界初をつくり続ける東大教授の「自分の壁」を越える授業

30メートルの高さから生タマゴを落としても割れない様にせよ、一枚のボール紙と接着剤のみ使用可。成功率が面白い!!

 

 

 

 

 

 

 

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