ここ最近の出店状況が全てを物語っている。家電量販店最強であろう「ヤマダ電機」さんは都心の主だった一等地を制覇、同業他社を喰らい尽くした巨人がその先に見据えているのは街の小さな工務店であった。
2011年の夏、中堅ハウスメーカーのエスバイエルさんをTOBで公開買付けしたのは記憶に新しいがその後の動向はスッカリ追ってませんでした。先日日経ホームビルダーの記事を読んだのですがそこには何とも恐ろしい事が書いてありました。
ヤマダ電機曰く「戸建て住宅は住宅メーカーが2割、地域の工務店が8割、この工務店市場にターゲットを絞っていく」と明言した。街の工務店と上手い形で共存してくれたら良いのですがそんな雰囲気でも…ないですよね?
光熱費ゼロの暮らしを目指すオール電化を絡めたスマートハウジング事業で新築・中古戸建てのリフォームで行っていく様です。世界的にもエコな流れは今後益々強まっていくので時代のニーズにピッタリです。「シュミレーションによると面積120㎡の木造戸建てで年間光熱費をゼロにしたうえ、余剰売電収入は年間4871円ある」と言います。まぁー都内ではあり得ない数字なので郊外をメインに攻めるのでしょうか、それにしても我々もうかうかしていられません。
米コダックは世界初のデジタルカメラを創りだしたにも関わらず、フィルム事業に拘り過ぎて結局自らが生み出したデジカメにより終焉を迎えました。時代の変化についていけなければどんなに大きな会社でも例外はない。我々も今のところは順調に来ていますがもっともっとお客様のニーズに応えスピード感を持って臨まないとあっという間に飲み込まれてしまうでしょう。
ヤマダ電機さんの影響がいつどういう形で表れるか分かりませんが、お客様としっかり向き合い誠実に仕事をしていかにゃなりませんね。同業他社の皆様も一緒に頑張りましょう!!

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