北区田端で土地購入を検討しているのですが、その土地が埋蔵文化財包蔵地に該当している。事と次第によってはお金と時間が掛るので慎重に判断をしなくてはならない。簡単に説明するとその土地を掘る場合に遺跡、古墳、貝塚、土器や埴輪・土偶等の出土品、城館跡、集落跡等、我々の祖先が残した歴史的に貴重なものが出る可能性がある場所であれば東京都教育委員会(以下、「都教委」と言う)に事前届け出をしなさい、という決まりです。
発掘作業の様子1.JPG{画像はイメージです}
事と次第と書きましたが何もなければ事前の立会いのみで終わります。基礎の深さを450mmまでにせい、地盤改良時の杭は100Φ以下にしなさい等の縛りは付きますが通常の手続きでこのまま進めます。但し、工事中に出土した場合は都教委に届出をしなければならず、都教委は最長で6カ月の工事停止命令を出す事だ出来ます。工事が6カ月も止まるなんて恐ろし過ぎる…でも届出だから言わなければ分からない様な…いやいや、出たらチャント言いますよ?ぜっ~ったい言いますってばぁ(汗
因みに所有者が個人の場合は公費負担ですが我々事業者が所有者の場合は業者負担となり、負担金額は土地の㎡に対し30,000円です。100㎡の土地で建蔽率が60%だと1,800,000円が自己負担となり事業の計画自体を見直さないと採算が合わなくなってきます。プラスで何週間も試掘調査に時間が掛るのであれば、ちょっと金額が安かったとしても手を出し辛くなります。
この土地も契約するつもりですので出るか出ないかは追ってブログで紹介していきます。こちらは戦々恐々ですが皆様はある意味楽しみに?していて下さい。出るなよぉ~!(念力)
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