日本とは文化的に違い過ぎるアジア諸国。ここバリ島も例に漏れず「へぇ～」と思わず感心する事から「そんな事でもめるのぉ？」と言ったお国柄？宗教上の理由？から来ているのか分かりませんがいくつかありましたのでご紹介します。例えば高速道路、バリ島には無いんですよ！知ってました？？
近年、経済発展の目覚ましいインドネシアにおいては二輪車のオートローン頭金ゼロ政策？（今は変わったみたいです）でオートバイが買い易くなりメチャクチャ増えた事や国策でガソリンが超安く設定されている為に車が急増、それに伴う半端ない渋滞が発生しています。
そんな訳で渋滞解消はモチロンの事、2013年秋にAPECがバリ島で開催されるので何としてもそれまでに高速道路を完成させるのだとかｗ 僅か一年半というハイピッチです。で、その高速道路なんですが陸上を走らせるのではなくてワザワザ海上に造るみたいなんです、不思議でしょ？
※しゃっちょさ～んのブログより画像拝借
聞いた話なんですが敬虔なヒンドゥー教徒が大半を占めるバリでは至る所にお寺があります。自宅にも必ずお寺がある程なので街にも当然あるんです！交差点の横とかそりゃもう道々に神様がいるのでイザ高速道路を通すとなると神様の上を通さなければなりません。そんなのは神に対する冒涜だ！と言う事に当然なる訳でして全く計画が進んでないとさ。
また自宅を建築する際もヤシの木より高く建物を建ててはイケない暗黙のルールがあるそうです。確かに確かに、どこの民家を見てもヤシより低い…マンションとかビルは別ですが住宅地ではそうなっているんですって。因みにここらのヤシの木はすくすく育ってますので15～20㍍はあろうかと、どの道超えないかｗ
そもそもバリヒンドゥーでは高い所に神が宿るとされ、バリ島の最高峰アグン山は神々の座であります。山側は聖なる方向とされ海側は不浄の方角とされている事も関係して高速道路を海上に造るのかも知れませんね。んなことは日本人がいくら考えても絶対答えが分からないへぇ～でした。
あとバリ人に悪い人は居ない。と言ってましたがホントですかぁ？？いつだかも日本人が殺されてポイって捨てられてたじゃん！氏曰く、「そいつはきっと生粋のバリ人では無い」と。その根拠はここバリ島では家族・親族の絆が今以て強く、古い村社会が色濃く残っており、例えば犯罪なんが犯そうものならそれが村に知れ渡り村八分にされる。そしてその情報が隣の村へ、更に隣の村へと知れ渡りこの島では生きてゆけなくなるそうです。凄く良いシステムだと思いませんか？？
島民は皆IDカードみたいな物を所持しており個別の識別番号が設定されています。それによって個人を特定出来るみたいな事を確か言ってました。バリ島にず～っと居たいのであれば犯罪は犯せないですよねっ、関心しました。
繁華街で声を掛けて来る売人は警察とグルになっている事が多く金持ち観光客をハメに来てると地元の人が言ってたので注意して下さい。手口としては巧みな日本語で近づき薬物を販売します。部屋まで同行するのか分かりませんがホテルの部屋番号を何等かの形で聞き出してサヨウナラ、しばらくするとオマワリさんがやって来ます。
で、モノが出ちゃってさぁ大変、ところが観光客だから許してやるって話の流れになりホッと一息、そして軽く２００万円のワイロを請求されますｗそれを売人と１００万円づつ分けるんですって。もし仮にお金を払えなかったた場合は？チーン、タイーホです。親戚のおっちゃんに借金してでも払いましょう！ってそもそも薬物なんかに手を出してはイケマセン！