2,神楽坂の和風モダンな新築戸建てに住まう
さて、神楽坂の和風モダン新築戸建には斬新な仕掛けが施されていると伝えましたのでその詳細をお伝えします。たぶん？建売業界初の試みだと思います。その秘密は・・・。
雨どいにあります。え？雨どい？？それって雨を流す屋根に付いてるパイプみたいなヤツだよね？普通は目立たない様にするでしょ？それをどうするのかしら？色を付ける??謎が深まるばかりですが、下記に詳細をＵＰ！なんだこりゃ！
おぉ、こんなの見た事ないぞ！そもそも雨どいに金を掛けるなんて発想がないですよぉ、ぶっちゃけ安い塩ビパイプで済ませる部分ですから、何というか見えない下着にお金を掛ける？本物を知る男、そんな雰囲気を醸してますね。
タニタハウジングウェアさんのハイブリッド雨どい。ステンレス製の上に純銅を乗せている変わり種。何が凄いんだ？感の良い読者はお気づきだろう、コンセプトは和モダン、和と言えばお寺、お寺と言えば鐘、そう、あの金を鳴らすのは、はな～たぁ～、違う、あの鐘も銅で出来ているんだよな？
そうそう、これですよ。銅って最初は赤褐色ですよね？１０円玉もそうですがあれが空気や水に触れて酸化していくと色は以下のように変化していきます。
赤褐色 → 褐色 → 暗褐色 → 黒褐色 → 緑青色 （鐘の色！）
おぉ、人生８０年、いつこの色になるのか知らないけどなんだか楽しみが増えるじゃないか！え？うそ？この緑色の正体は毒で危険なの？？
調べたらこの酸化現象を緑青（ろくしょう）と言います。 一昔前は人体に有害であると信じられたらしいですが今の定説は人畜無害であるとのこと。敢えてペロペロと毎日舐めてればどうなるか知らんけどなｗ
つまりこの家は長い年月を掛けて段々と黒ずんでいき最後はこの緑色になるって事ですよ、まぁ、なんて素敵なアイデアなのかしら？！和モダンの名にふさわしいグッドアイディーア！完成と共に経年変化が楽しみです。そんな家だと愛着が湧きませんか？