神楽坂で新築戸建てを買う

3,神楽坂の和風モダンな新築戸建てに住まう

ただいま絶賛基礎工事中の神楽坂新築戸建2区画。住宅探しが初めてと言う方もいらっしゃると思いますので少しお勉強をしましょう。住宅を支える根本的な土台、基礎。コレがしっかり作られていないといくら上物にお金を掛けても意味がありません。

基礎には大きく分けて布基礎とベタ基礎の2種類あります。今現在主流なのが後者のベタ基礎と言って分かり易く言うと鉄筋コンクリートの分厚い板を土台の下全体に敷く感じです。

対して昔からあるのが布基礎といって土台の下だけ逆T字の鉄筋コンクリートで作ります。どちらが良いかと言えばそりゃベタ基礎の方が安心感はありますよね。でも地盤が良い土地で二階建など建物重量が軽いなど条件をクリアすれば布基礎を採用しても問題はなく逆にコストダウンが出来ます。

でもべタ基礎がスタンダードになってる中、地盤が強かろうが敢えて布基礎は使えませんよね~。コスト安くなると言っても無理だわ、より安心、更なる安心を過剰に求めるのが現代の建売住宅事情ですからね。

ベタ基礎 神楽坂戸建 R1.12.21
布基礎例 出典:注文住宅の教科書さまより

大手ハウスメーカーでも布基礎は採用しています。ただ2階建てアパートなどが多いですね。やはり自宅となれば皆さんガッチガチに安心感を求めるのでほぼほぼベタ基礎になります。

例えばスポンジの上に平べったい板を乗せて上から押すのと土台の下だけ逆T字コンクリートを乗せて押すのでは一点に掛かる力は明らかに板の方が分散されますよね?

ベタ基礎と布基礎のイメージ
上から押したら面より点の方が凹むよね

繰り返しますが布基礎がダメと言っているのではありません。地盤沈下を考えるとより安心感があるのがベタ基礎だと言う事です。その分コストも掛かりますがお客様の安心をお金で買えるのであれば安いものだ、と皆思っています。

弊社は文京区を中心に建売分譲をしているので自ずと狭小戸建住宅が多くなります。だって土地の値段が高いんですから小さくするしかないですよね、そうなると細長くなるので地震に対しては踏ん張りが効きにくくなります。

戸建で地震に対する備えを考えるといくらでもやりようが合ってキリないのが正直な所です。じゃあどこまでやりゃいいの?って話ですが何はともあれ地盤が強固じゃないとイケませんね。人間も一緒で足腰弱いのに上半身だけムッキムキだとしてもバランス悪いでしょ?

今回の神楽坂新築戸建2区画の物件ですが都心の戸建っぽく間口が狭くて奥行きの長い地型です。また所在地は高台でもないし地盤は強くないと思ってましたがなかなかの結果が上がってきました。

改良本数なんと142本

もうね、地盤が強いとか弱いの話じゃないです。間口の細い建物だから設計荷重が厳しくなりました。ほぼ全面地盤改良ですwまぁ逆にこれを見て安心して頂けるのでそういう意味では良かったかなぁ~。予算も当初よりほぼ倍掛かりましたが、安心代だと思えば、ね、お安いもんですよ(TΛT)

さぁ、地盤も強固に生まれ変わり万全の状態で建築が始まってます。4月の完成に向けてモリモリ進んでいきますよ、ご期待くださいませ。

因みに向かって左のAも120本!あ~たたたた!

地盤は地震対策、万全です!詳細はこちらまで。

向かって左A棟

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