8.土台が乗ったぞ、ど~だい

クッソつまらなくてすみません。でも土台は縁の下の力持ち~じゃないですが家の中でもとても大事な箇所でもあります。一度建ち上がってしまうと交換など容易くないですからそこはご想像がつくかと。

さて、この土台ですが一番大切なのは白アリに食べられない事です。ってか白アリなんて見た事ないですよね、っ~かこの辺に生息してんの?って思いますが油断していると食われるみたいですよ。

ふんぬぅ!ちょっちゅ無理して35年ローン組んで買った夢のマイホームを白アリの餌になんてされてたまるカァ~!とお父さんの叫びが聞こえて来そうですw大丈夫、安心して下さい。

ちょっと表現がアレですが防蟻処理と言って地上1Mの所までは薬付けにしてやります。以下建築基準法抜粋

建築基準法第49条の2では『構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から一メートル以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、 必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない。

と言うことで白アリさんさようなら~。そしてもう一つ大事なポイントがありまして土台を極力乾燥状態維持する事です。木ですから水分は吸いますし放っておけばカビが生えて腐り土に還ります。偉大な地球のシステムですね!って関心している場合ではない。そう、乾燥機でも常設したろかって思いますが、大丈夫、安心して下さい。

現代の木造住宅の土台は基礎に直付けしません。コンクリートも水分を吸いますのでそれの上に置いてたらそりゃもう汁汁ですよね。なので基礎のコンクリートと土台の間に障壁を設けてやるんです。

別の現場ですが、基礎パッキンです

それがこの色黒で角ばってる固いやつ、なんだか表現だけ聞くとおっかねーですが硬質のプラスチックを噛ませてやるんです。そうすると水分問題も解決、更に空間をちょいちょい空けてるので土台の風通しも良くなりシッカリ乾燥をキープしてくれます。更に更に大き目な基礎開口部もなくなるので一石三鳥ぐらいの活躍をしてくれます。

キモイ虫とか入らない様にガード
昔の基礎換気口

そりゃボコーンて基礎に穴開けるよりは何もない方が強度が良いに決まってます。こんだけデカければ下手したら鼠とか入って来れちゃいますよね、こっわ。

ちゃんと基礎が乾燥できる様に風通しが良い

と言うことで地味に知識をひけらかしてみましたw実は現場はもう上棟してるんですよねぇ、記事が追い付いてないので少し頑張ります。でも画像はほぼ毎日収めてるのでご安心ください。未来の貴方の為に現場がちゃんと施工しているか、みてるぞぉ~。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です