賃貸アパートで良くある隣人トラブル、それは音問題です。

分譲賃貸マンション(以下、「分賃と呼ぶ。」)なら鉄筋コンクリート造で壁も厚く、耳を澄まさないと隣の生活音は聞こえませんが木造アパートや壁の薄い鉄骨造などでは普通にテレビ音、トイレの流す音、くしゃみなどが聞こえて来ます。

ウチの社員さんも隣のオッサンが早朝から頻発する病的な咳払いに耐えきれず引越してました。

私も一度だけ泊まらせてもらったのですがありゃノイローゼになりますねw1分に1回くらいのペースで咳払いをするんです、それも早朝から。生理現象だから悪気ないので仕方がない、そうは思うのですが一度目覚めて気になり出すともう寝れない寝れない…。なんなら次の咳ばらいを待ってるかのように意識がそちらへ集中し、なんなら自ら拾いにいってしまう恐怖。

賃貸オーナーさんは空室率が上がるので遮音問題は真剣に考えて頂きたい。でもご提案してもだいたいは聞く耳持たず金掛けず、が多いので困っています。払うのはオーナーさんですから強制も出来ませんしね…。

木造でも建築時より遮音性能の高い壁を取り入れれば随分と効果を発揮します。ちょっと壁が厚くなるけど個人的には絶対オススメですね。

あと以前あった実話の壁ドン戦争。

コレ事件に繋がりかねない最終奥義ですが隣人がうるさくて我慢できないとき「己の拳をぎゅっと固く握りしめ、天高く突き上げてから一気に急降下して壁をど~ん」やるアレです。

壁が薄いので向こうも普段からこちらの生活音を我慢しているため、「こっちだって我慢してんだよ(# ゚Д゚)ゴルァ!」とお返し壁ドンが返ってきて結局お互いドコスカやり合う・・・挙句にご両人には退去して頂いた次第です。

今日もまだ入居4ヶ月しか経ってない方から連絡があり隣の生活音が気になるので引っ越しますとの事でした。そりゃ可哀そうだよね、賃貸借りるのなんて初めてだから音問題が存在するなんて知らない人も多いです。ましてやちらっと内見しただけでは音なんてわからんですからね。

お部屋探しの際には不動産屋に音を気にしてる件をキッチリ伝えるのが大事です。それか端から分賃にするか、鉄筋コンクリート造に絞るのも確実性が上がります。ただどうしても木造アパートが多いですし予算有りきですから面倒だけど朝晩行って確かめるのが確実です。

今期弊社にて文京区内に木造の賃貸併用住宅を建築予定しています。木造でもどこまでやれんのか?特に音に拘って建築するつもりですので完成しましたらご報告いたします。それでは、本日もお読みいただき感謝です。

 

 

 

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