今の建売住宅は基本設備が良くなっており概ねご満足頂ける水準となっております。しかし住んでみて初めて分かる事も多くて例えば「1階めちゃ寒い、3階クッソ暑い、思ってたより玄関が狭し、なんだか圧迫感がある、むむっ、想定よりも収納が全然小さい、スース―隙間風が来る、ete…」

グレードUPしていれば解消出来た可能性があるのに、知らなかったばかりに住み心地がイマイチなんてことも。後で工事すると費用がメッチャ掛かりますので最初からやれる事はやっておきましょう。

まぁでも仕方ないですよね、殆どの方が初めて不動産でみんな素人さんだから。一体何をグレードアップして良いか、かわからんよ。

良く言う「家は3回建てないと満足いくモノが出来ない」と。

因みに僕は2回建売戸建を購入しているのですがそれでも失敗やこれやっておけば良かったなァ、って事が後々から出てきたりしています。

さて、前置き長くなりましたがやって良かったコスパ良好住宅設備グレードUPを発表しちゃいます。あ、耐震等級2級を取得かフラット35Sは標準で対応してますがそれはまたの機会で書きますね。

◇制震ダンパー(価格約35万円位、税込み)

色々な地震対策の商品が出ておりますがダンパーも人気が高いと思います。なんか見た目の安心感って欲しいですよね?w

それなりに良い値段がするのですが普通に住んでいても有難味が享受出来ないんですよね。だから予算的に厳しい方はやらなくて良いかも知れません。

なんせこいつが力を発揮するのは大きく揺れた時なので、一生効果を体感することがないに越した事はないのですがいつ来るか分からんのが地震って奴です。

関東もクルクル言われてますので不安は不安よね。これまでにどれ程地震が起きているかご存知ですか?別ブログで記載してますので時間あらばご一読を。

耐震筋交い金物ブレスターZと併用しています。詳しくは別記事でどうぞ。

◇グラスウール断熱材(床、壁、屋根の差額で約35万円位、税込み)上の白がグレードUP品の16K90mm、下の黄色が標準品の10K70mm。見た目だと分からないので重しを乗せてみると…。ハッキリと違いが分かりますね?そう、密度が濃いので潰れ方がちゃいます。

建売住宅の断熱材はほぼ100%グラスウールが利用されています。理由はコスパが良いからでちゃんと施工すれば効果は高いです。一般的な厚みは10K70mmが多いです。最初から16k90mmかそれ以上を採用している工務店もいるのですがその分は少しお高めの設定となってます。

「ちゃんと施工」と書きましたが建売住宅の殆どが正しく施工されてません。え?嘘でしょ?ビックリしませんか?悲しい事に事実なんです。僕は小姑の様に現場を見回っては不良施工があると工務店にやり直しさせているので確実に煙たがられていますねwいーんです!正しい施工例、すき間なくピッチリと貼られています。

これダメね↑ちゃんと施工されていない現場例↑

下の板までパッチンとホッチキス止めないといけません。しつこく現場へ出向いてタミさんチェェ~ク!!(古くて分からない人スミマセン)

でもなんでちゃんとやってくれないんだろって良く思います。うちは不動産業者ですが建築を何度も何度も依頼してる優良顧客ですよね?!ヘビーリピーターですよね?もっと大切にしてくれよ~w

だからあたし他社の職人さんでも悪いけど言っちゃうの!あーた、そこがちゃんと出来てないわよって。ふん!別に嫌われたっていいわ。お客様に素敵な住まいを届ける責任が我々にはあるんだから。

さて、話を戻しますが床断熱材厚みを増してます。左は一般的な25mm-30mmですが、弊社は右のオレンジ色、旭化成のネオマジュピー44mm屋根材に至っては一目瞭然!左フクビ フェノバボード90mmこれだけ基本設備をUPしてハイグレード仕様にしてるので住んでからの快適度も絶対に差が出ますよね?弊社の建売住宅はお金を掛けているから適正価格なんですよぉ~。って宣伝しておきますw

マジメに高額な注文建築は別にして他の建売分譲住宅と比較してみたら一発で差が分かりますよ。如何に他社さんが建物にお金を掛けていないのか、が

でも悲しい事にそれでも売れちゃうんですよね~。だったらお金を掛けないで建てた方が儲かるのでみんなそうするのは当然ですよね?なぜ西片は敢えて攻めるのかと言えば、実は超ドMなんですwこれホント、自己満足の世界なんです。

さて、ドMな世界を巡りましょう、次回はその他の設備関係もお話ししますよぉ~。本日もお付き合い頂き感謝です。

 

 

 

 

 

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