私はまた、昭和歴史的建造物をこの手で破壊してしまうのか…。

建売用地を購入するとき、古家が付いている状態のままが多く、その家屋を解体することは日常的に行ってます。中には今回の様に超イケてる和風建築も壊さないといけないのが辛いところ…。

なんともノスタルジーな外観…

文京区本郷にある樋口一葉が通ってた質屋さんは、跡見学園さんによって保存されてます。そんな力が自分にもあれば・・・。

https://www.atomi.ac.jp/univ/about/campus/iseya/

樋口一葉ゆかりの質店保存

跡見女子大が購入2015年3月13日 出典:日本経済新聞デジタル版

跡見学園女子大学(東京・文京)は12日、明治時代の作家、樋口一葉が通ったことで知られる文京区本郷の「旧伊勢屋質店」=写真=を購入したと発表した。区が購入費の一部を補助する。店の歴史などを紹介するパネルを設置し、休日に内部を一般公開する計画。維持管理が難しくなった所有者が更地での売却を検討し、存続が危ぶまれていた。

購入額は非公表だが1億3000万円程度とみられる。文京区の補助額は4200万円で、6月の補正予算案に盛り込む。同大は2015年4月から「観光コミュニティ学部」を開設するなど地元と連携した観光振興に力を入れており、平日は観光を学ぶ学生の実習の場として活用する。

旧伊勢屋質店は1860年創業で、明治期に建てられた3棟の建物はいずれも国の登録有形文化財となっている。現在は市民団体が年1回、一葉の命日の11月23日のみ公開している。

下記が今回、弊社が購入して建売分譲を予定している「濱乃屋」と言う元料亭です。白山界隈はその昔、花街という風俗街で大変賑わっていたとの事。※お陰様で物件は即、完売致しました。

渋い、渋すぎる

文頭で「また」と言う表現をつかったのですが、以前にも同じ白山1丁目で分譲した時にも同じくらいイケてる建物を壊しました(T_T)当時のブログも時間があればお読みください↓

今回、一つ気付いたことがあったのですが、上記ブログの「松泉」と今回の「濱乃屋」の間取りがとても似ていたんです。急な角度の階段が付いて登り口と降り口が方々にあって回廊になってていて、当時の建築って皆そうだったのかしら?

白山花街の記憶を色濃く残す「松泉」「濱乃屋」(共に西片田港が破壊((+_+)))そして「××」も売却すると連絡が来ているのです!ひぇ~!こいつを壊してしまったら手付かずで残る置屋は全滅だと思われます。

一部、リフォームして住まれている方が数件いるのは大変嬉しいですね!それが出来るのならそうしたいのですが、国内の住宅ローンは築古木造リフォーム案件には厳しく、融資が思うように下りません。

根津の藩亭みたいにまるまると購入して使うなら良いとは思うのですが、弊社にはそこまで体力がないのでスクラップ&ビルドするしかないんです。あぁ、

さて、せっかくなので内部の画像と大体の間取り図をUPしますのでお楽しみ下さいませ。

急なかいだ~んw後付けっぽいです。
この竹の壁は一つ一つ釘で打って止めてあるのぉ
1階の間取り図
2階の間取り図
あったのは、こんなものぐらい
これは、取り敢えず弊社で保管しておきます。

それでは、またお会いしましょう♪

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