この仕事に携わって10年超、不動産の事は大概知っているつもりになっていたが、先日この工法を聞いて驚いた。タイトルにある工法はご存知でしょうか?仕組みを聞けば「あぁ、成る程、理に叶ってる」と納得。
通常、硬い支持層まで杭を打ち込んで地耐力を取りますが、軟弱地盤で改良工事にお金が掛かり過ぎる場合等に有効。その仕組みはなんと基礎下の土をごっそり取り除き重量を軽くし、ジオフォームと言う硬質発泡スチロールを下に入れ替える凄ワザです。
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適している事案は
①十数メートル掘っても硬い支持層が見付からない
②基礎やガラが地中に残存していて杭が打てない
③埋蔵文化財が地下にあり、工事が進まない場合でも使える
④不動沈下するウエッティー地盤でも浮力が働くので沈下しない
⑤定期借地権で更地返しの際、杭撤去費用が俄然安くなる
⑥凍上防止効果で一般の基礎断熱に比べ床下の熱損失がほぼ半減する
⑦狭小地で杭工事代がバカ高い場合
⑧大道り面などの揺れを発砲スチと鉄筋基礎で激減させる
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詳しく知りたい方はここをチェキ!http://www.plg.co.jp/what.html
いやー、まだまだ知らない事が沢山あるなぁ、日々勉強であります!少しお金に余裕があるなら、是非やりたいです。床下点検口を開けると、基礎はヒエッ~っとしてます。コンクリートだから水を吸うんですね。基礎断熱すれば外気や土の温度変化を受けないので床下熱損失がほぼ半減するのは良く分ります。
随分昔からあった工法の様ですがまだ一般的では無い様です、まだコストが高いからでしょうね、もっと普及する事を願います。
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