2023年今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。さて、のっけからタイトルで叫びましたが、ついに出てしまったんですよ、あいつが…。

これがパワーアップして解体コストがバカ上がり、でも仕方ないですよねぇ。

以前は建物を解体する際にアスベストの有無は図面や目視での確認でして業者の信用?性善説での対応だったので曖昧でしたが、昨年より上記「大気汚染防止法」がパワーアップして有資格者による物理的な事前調査が義務付けられました。(細かい話はココではしません)

内外壁のサンプルをがりがりっと削り取って持ち帰り検査機関でアスベストの含有をチェック、レベル1~3とありまして、1がやべーやつですがどれが出ても大変なのです。コレから解体をする方は予算取りで注意が必要です。

これはアスベストなし!の判定書、毎度コレだと良いのですが…。

一番アスベストが出易いのが平成以前のS造(鉄骨造)です。柱や梁に使う鉄骨はまさに鉄、で出来ていますが実は鉄って熱に弱いんです。って聡明な読者様は当然に知ってるかw それを覆う被膜断熱としてアスベストが使われてました。また、外壁の吹付塗装からも出易いので注意が必要です。木造でも屋根材からよく出ますので油断なりませぬぞ。

今月、ちょっと大きめな賃貸マンションを解体するのですが、内部調査をした時に鉄骨にアスベストの吹付がなくて良かったぁ~、と喜んでいましたが、その後の外壁吹付調査でレベル3のアスベスト含有が認められました。全面に足場を組んでシートで覆って、さらに全て人力で削り取っていくという無情な作業が始まります。

工期が伸びるだけなら良いのですが、費用がですね、、、追加で数百万円となりまして計画が大幅な変更となります。前にも言いましたが僕らの商売って利益率が低いんですよ、だから今回で言うと追加で300万円以上の予算UPになるので、それだけでかなりの利益がぶっ飛びます。

外壁塗装剤にクリスタルケイ、ちがう、クリソタイルってのが含有…。

ご自宅を解体する場合も同様です。大幅な価格UPもあり得ますので注意が必要ですな。

それでは、2023年、今年も何とか生き延びてみますので、どうぞよろしくお願いします。

※文京区西片、売地です。誠之小学校、第六中学校学区域。現在、文京区西片で売地を2件分譲、今月もうひと現場買うので西片アドレスで3現場分譲です。向丘アドレスでも2現場購入しております。社名に恥じぬよう、気合入れていきます!

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