今後も不動産屋をやっていくうえで切っても切れないお話、相続。

先日ブログでちらっと出てきた保険屋の友人が「相続診断士」なる資格を取得したと聞いたので僕もやってみようと思います⇒なんとか取れましたw
さて、相続の話ですが建売用地を購入する時に結構な確率で遭遇します。よくある話ですが兄弟姉妹で揉めてる事が多いんですよね、肉親なのに…やだやだ。
先日も相続絡みの物件に札を入れまして弊社が正式購入者に決まりました。実はその物件も姉妹で揉めているという案件。
これまた面白いのが姉妹が別々に行動して購入業者を探してるのです。

ご両親が遺言を残されないで旅立たれたのでしょうか、または遺言内容に全員納得いかなかったのか。
通常の場合は法定相続人は3姉妹なので相続財産を仲良く3分の1づつ分ける事になります。しかし今回は家庭裁判所に調停を申し立てていたので何かしらの理由で揉めていたのでしょう。
相続財産は亡くなった方の遺言があっても共同相続人全員で協議すれば遺言よりも協議分割が優先されます。
つまり全員で話し合えば亡くなったとおちゃんが長女にいくらあげるとか三女にはいくらだとか決めていたとしても話し合いが優先されるのです。これを協議分割と言います(民法907条1項)
全容は分かりませんが察するに姉妹喧嘩みたいな感じで「自分の連れてきた不動産屋が一番高い値段を提示した」ってところに執着しているように感じました。
実は1年前にも同じ買取相談を受けてたのですがそれ以来何の音沙汰がありませんでした。たぶんずっと揉めていたのでしょう。そして先日久しぶりにご来店頂いて早々に買取の話が再開。
「アベノミクスで前より価格上がってるでしょ?前はこの値段で買ってくれるって言ったじゃない!」

みたいな感じで押されました。 いやいや、その時はそう言いましたが…えーっと、今も前とそんなに変わらないって言うか、アレ?なんで僕が責められているのだ?
結果的にこの方が騒ぎ立てたお蔭?で買取価格は上がりました、やられたなぁ。
結果想定していたよりも100万円上がってしまった…。
3姉妹はこのお金を分けた後に姉妹関係も終わらせてしまうのでしょうか。
ご両親はそんな事を望んでいないと思います。

このお金でハワイ旅行でも行ってフラダンス見て仲直りして頂きたいものですね。
財産なんか残すから良くないんだ、生きてる内に遣い切ってしまえ!



今日は相続で喧嘩する話でした。
長文お読み頂きありがとうございました。

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