弊社は文京区西片を中心としたニッチな業者ですが実は物流倉庫用地の仲介も積極的におこなってます。先日素敵なニュースが飛び込んできましたのでご紹介しますね。

以下日経新聞記事より抜粋

政府は農地を原則、企業向けの用地に転用できるようにする。高速道路のインターチェンジの周辺など事業環境に優れた立地に、商業施設や物流拠点の新設を促す。農地法に関する政令を改正し、7月にも閣議決定する。

これ、痺れました!

amazonはヤマト運輸が撤退したので自前で物流網を確保しないとイケマセン。空き時間のある個人を積極的に利用する様ですが何れにしても都心近郊に倉庫は必要となります。皆様、あまりご興味ないでしょうけど今、物流倉庫用地争奪戦は活況を呈しています。

今日頼んだら商品が翌日来るってスゴイ事ですよね。amazonプライムに至っては朝に頼んだら夕方到着する事だってあります。届くのがあまりに早いので頼んでいた事を忘れてる事とかないですか?「荷物届いてるよ、誰?え、お、俺のか!」って。

Amazonついでですが、これも日経の記事を抜粋

【ニューヨーク=共同】米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムが、飛行船で空に浮かべた巨大倉庫から小型無人機「ドローン」を使って顧客に商品を届ける構想で米国の特許を出願したことが29日分かった。スポーツ会場など一時的ににぎわう場所への食べ物の配送などを想定している。

なんかアメリカンな発想ですよね。大胆ですがそうやって未来は切り開かれていくのかもね。

さて、そんな有り難いサービスを享受できるのも都心近郊に物流倉庫があっての話。ジャンジャン建てれば良いじゃんと思うでしょうけどそれだけ大きくまとまった土地が無いんですよ~。因みにどれくらいの大きさが必要かと言うと最低でも5,000坪以上です。目安としては小学校がグランド込みでそれ位の様です。こんなのを建てるんです↓

そして高速道路のインターに近くないとイケマセン。それってどんな場所?あまりインター付近を上空から見る事はないから想像付きにくいですがこんな感じです。ココは東北自動車道久喜インターですが、えーっと、何が沢山見えますか?そうです、畑です。じゃ、全部ぶっ潰してでぇ~っかい倉庫建てれば良いじゃないのぉ~、と思うでしょうが事はそう簡単ではありません。タイトルにあります「農地法」ってご存知ですか?

ザックリ言うと農業が廃れてしまうので農地は農地以外転用して使わないで下さい。つまり物流倉庫なんてものは建てちゃダメダメって事。うーん、勿体ない。こんなに使える土地が余ってるんのに利用出来ないなんて・・・。

そこで今回のニュースですよ。

駅チカ都心の農地は規模も小さいし宅地にした方が有効活用出来るよね?と言う事で比較的転用の許可は出やすいのですが、どう考えても街から離れて周り見ても農地しかないところはそのままガッチリ農業して下さい。と言う感じですが今般の改正で上二つは原則許可となり物流倉庫が建つ可能性がグッと増したと言う訳です。

ただ農家一軒だけが売りたいと言ってもダメですよ?さっき言いましたが最低5,000坪、この辺であれば20,000坪は欲しいところですから持ってる農家の人たちが共同で一体となって売ってくれなければなりません。地上げと言えば聞こえは悪いですが、高齢で跡継ぎも居ない農家の方にとっては売るメリットは大きいと思います。

そして物流倉庫が出来ればその地域に雇用が生まれ税収も上がるため行政も万々歳なんです。みんなハッピーな事なんで僕はやっています。これ商売の基本ですからね、売主、買主、仲介業者、三方良しじゃないと嫌なんですよ。更に県も潤うは雇用される人も生まれるわでオールハッピーなんです!

と言う事で農家の方々、相談を受けてる近隣の不動産屋の方々、是非私にお声掛け下さいませ。キッチリとした買主さんのルートがありますのでご相談下さいな。みんなでハッピーになりましょう!

本日もお読み頂き感謝!

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