不動産の権利関係ってのは複雑ですねぇ、タイトル「ムチバンチ」漢字では無地番地と書きますがご存知ですか?不動産業者なら一度は聞いた事があると思いますが一般の方には耳慣れない言葉です。簡単に説明すると不動産にはその土地を特定する個別の番号が存在しますが無地番地に関ては番号が存在しません。だから゛無゛地番なんですね。
無番地.JPG
図の無地番地の所有者は財務省らしいので只今測量士に依頼して調査中。
で、僕が何がしたいのか?と言いますとピンクの斜線部分を払い下げして全体面積を広げたいのです。やり方は新たに測量して隣接する所有者から承諾をもらえばそれでOK、簡単な事じゃないかと軽く思っていたのですが…。
払い下げを受けたい人、受けたくない人、そっとしておいて欲しい人、色々な思惑が交差して中々まとまらない事が多いらしい。
無地番地の上に長期間専有していれば取得時効が成立して自分の土地に出来る可能性があるんです、そうなると今まで無償で住み続けてる人はわざわざ金を払って払い下げる必要がないのですから反対する。
周辺の住宅を見てみると他にも無地番地の上に家が建っているお宅があります。なんなら去年リフォームして自分の敷地の様に専有している方も。う~ん、言い方はアレですが盗ったモン勝ちなのかも知れませんね、無償で使い続ける事が吉なのか?
長くなりそうなんで3回に分けて書きます、お付き合い宜しくです。
※今回嬉しかった事が一つあります、それは一年以上も前に売却依頼の手紙を所有者様に出していたのですが今頃になってお電話を頂いた事。そして色々な業者からも電話が来たりしてたが弊社を選んで頂いた事です、無駄な努力なんて一つもないんです、全ては意味のある事なんだと思えました。
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