至る所で建設ラッシュの首都ダッカです。
P9290128.JPG足場は竹です
P9280019.JPG下から造ります
P9280020.JPG結構荒っぽい
P9280048.JPG出来るとキレイ
窓と言う窓全てに面格子がしてあります。1階だけじゃなく高層階まで必ず付いているのは泥棒避けだと思われるがそんなに上まで登るかいな?それほど貧富の差が激しいバングラ、金持ちの気持ちも分かるわい。
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P9290130.JPG立派なビルも沢山ありますP9290131.JPG
建築資材不足と技術的、金銭的な問題もあり完成までに何年も掛ります。それでも昼夜問わずに工事作業が進められている。ここバングラデシュは「眠らない街」だと言う印象を受けたのは遊んでいる人が多いからではなく夜中でも作業をしている人が多いからだと思う。小さな子供まで力を合わせて働いている姿に昔の日本を見た。まっ、僕は見た事ないですがきっとこんな感じで頑張っていたのだろうと想像。
今回我々も検討しているマンション計画ですがアラムさんの友達が所有している2800坪の土地に大型商業施設(1~3階部分)を含むマンション4棟を建設するというものです。ここダッカ周辺にはまとまった一団の土地は殆どなく、これだけ大きい土地は珍しいそうです。なんでも値上がりを察知した韓国企業や富裕層などがあちこち買収して更なる値上がりを待っている為です。
正直まだまだ値上がりすると僕も思いますよ、ここダッカはそれだけの条件がそろってますしこの物件の立地を見て頂ければお分かり頂けるかと思いますが空港が近く、電車もすぐそばに走ってるので将来的な値上がりは必至でしょう。
場所:http://g.co/maps/rtrtg
gaikan sakura.JPGイメージ
plandaka.JPG
madori sakura.JPG
大体1部屋が85㎡の4LDKで第一期は650万円位で販売し、2期以降は少し値段を上げていく計画です。しばらく動かす事のないお金がある人は面白いんじゃないでしょうか?中心の購買層は現地の人よりも日本で働くバングラ人らしいですよ、650万円と聞いて安いねぇ、と思うのは我々だけで現地の人からしたら月収1万円~2万円の人々からみたら十分高嶺の花だと言う事がお分かり頂けよう。
全8回に渡りバングラ旅行記みたいな事を書きましたが少しは伝わってでしょうか?正直何の商売しても儲けるだろうと思える程に全ての物が今の僕等の生活からすると足りてません。しかしその経済発展の勢いはインド人もビックリ(同行したアラムはバングラ人か)する程に凄まじく、数年前までは何にもなかった場所がいきなり町になってたりのレベルのです。
二束三文だった土地がトンデモナイ価格で売却出来て富を得た人もいれば、手や足もなく物乞い商売に駆り出されている最下層の人達も溢れてます。まだまだ道路が土だったり停電が頻発したりのバングラですがこれから数十年先まで発展し続けるでしょう。僕達は未来からタイムマシンで過去に行くことが出来る様なもんです。これからこの地で何が必要になりどの様な商売が流行っていくのか知っているからです。
この分かり切っている事象に乗るのか反るか?それがチャンスを掴む人と見逃す人の違いだと僕は確信しております。しかし、利益だけを追求していくのではなく「企業は社会の公器である※」と言う様に何か社会の役に立って誰かと幸せを共有する事で利益を頂戴し、皆が標準以上の幸せな生活を送れる、そんな国になって欲しいと強く思いました。少し上からで申し訳ないですが今後も微力ながらこの国に関わっていけたら良いな、と言う思いで完結させて頂きます。
全て読んで頂いた方はいらっしゃるでしょうか?ありがとうございますね、また明日から書く気力が生まれるってもんですよw
※企業は社会の公器である。したがって、企業は社会とともに発展していくのでなければならない。企業自体として、絶えずその業容を伸展させていくことが大切なのはいうまでもないが、それは、ひとりその企業だけが栄えるというのでなく、その活動によって、社会もまた栄えていくということでなくてはならない。また実際に、自分の会社だけが栄えるということは、一時的にはありえても、そういうものは長続きはしない。やはり、ともどもに栄えるというか、いわゆる共存共栄ということでなくては、真の発展、繁栄はありえない。それが自然の理であり、社会の理法なのである。自然も、人間社会も共存共栄が本来の姿なのである。
/『実践経営哲学』(松下幸之助)
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