バングラデシュと言う国はとにかく驚きの連続でした。街には溢れかえる人、人、人。そしてみなぎる若い活力、彼等は僕達とは目が違います。「今日明日を生きるんだ!もっと良い生活を手に入れるんだ!」みたいなパワフルエネルギーで満ちてます。
100万台は走ってると言われるリキシャ、どこへ行くにしても渋滞の嵐でクラクションの音が絶えません。国土は北海道の1.7倍程度の広さに対し人口は公称1.6億人!(カウント出来てないが実際は2億人とも)我々が滞在していた首都ダッカには1,300万人がひしめき合っており朝も早よから街頭が消えてもお構いなしに人が蠢いてます。
rikisya.JPG【リキシャ】語源は日本の人力車
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こんな渋滞は当たり前で鳴らしても進まないのが分かっているのに全車両からクラクションが鳴らされてます。運転手に聞くと遊び感覚でならしている様で、若い女の子がいても興味を引くためにプープー鳴らしてました。僕には初めておもちゃを与えられた子供が全力で遊んでいる、そんな風にも見えました。
ちなみに運転免許の制度は5年前位から出来たらしいが免許を持っている人は殆どいません。持っていても偽物が多いのだそうです。どんな国だよ…我々のドライバーも勿論?偽物を所持してました。警察に捕まったらどうするんだろうって思ったのですが統一ルールがあり、警察に100タカ(2011.10現在 1タカ1円)払えばお咎め無しとのこと。タイもそうだったが国が成熟していない国はどこも警察に金を渡せば小さな罪は見逃してくれます。
なぁ~んだ、日本円にして100円かぁと思った貴方、ノンノン。バングラデシュは基本物価が安くサラリーマンの月収で10,000~15,000タカが普通です。工事現場等で働いてる人たちは1日100~150円タカしかもらっていない事を考えると100タカが如何に大きいか想像が付くでしょう。500㍉ペットボトルの水は15タカ前後、ヤシの実ジュースやサトウキビジュースは10~20タカ程度で飲めます。P9280054.JPGP9280057.JPGストローさしてチューチュー
おいサトウキビ屋、そのコップを洗っているバケツの水は大丈夫なのか?と思ってたらキリがありません。お腹は弱くない方ですがさぁ~て、誰がアタルか楽しみですw今回は日本人4人とバングラ人のアラムさん含む5人です。流石にアラムは大丈夫だろうがオールジャパンは誰か犠牲になるだろう。少し楽しみである、フフッ。
画像の様な渋滞の嵐なので車やリキシャがぶつかる事は日常茶飯事です。
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基本バスも車もボッコボコ。
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車両同士の事故もしょっちゅう起きてますが警察などは呼んでもいつくるか分かりません。基本話し合いしてお金で解決、ここでも100タカルールが存在し、車でリキシャにぶつけても同様、しかしその逆でリキシャが車をキズ付けたら恐ろしい事が待ってます。えぇ~!そんな馬鹿な!!ふふっ、明日書くので楽しみに待っていて下さい。
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